大根の柚子胡椒漬けの作り方|大根の下半分で作る5分仕込みのピリ辛漬物

プロのレシピ公開: 2022-01-18更新: 2026-08-08

今回ご紹介するのは、大根の柚子胡椒漬けです。仕込みの作業時間はわずか5分。一番のポイントは、大根の「下の部分」を使うことです。大根の下部は水分が少なく味が染み込みやすいので、漬物を作るにはぴったりの部位なんです。

ピリッと辛い柚子胡椒と、大根のポリポリした食感が病みつきになる、ご飯のお供にちょうどいい一品です。1本買った大根の使い道に困ったときの消費レシピとしても優秀です。漬物と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、切って、タレを合わせて、袋で漬けるだけ。特別な道具も要りません。

白ごまと唐辛子を散らした大根の柚子胡椒漬けの完成写真

このレシピのポイント

  • 大根は下の部分を使う。水分が少なく、短時間でも味がよく染み込みます。
  • 漬けダレは一度煮立たせてから、粗熱が取れるまで冷まして大根と合わせる。
  • タレと大根は軽く揉み込み、保存袋の空気を抜いて軽い真空状態にして閉じると、味の染み込みが早くなります。

材料

漬物は分量に神経質にならなくても失敗しにくい料理です。辛さは柚子胡椒の量で、味の濃さは漬け時間で調整してください。

材料分量メモ
大根(下の部分)お好みの量水分が少なく味が染みやすい部位。皮をむいて角切りに
柚子胡椒適量辛味と香りの主役。量はお好みで加減
漬けダレ用の調味料適量お好みの和風ベースで。一度煮立たせて使う
白いりごま・唐辛子適量仕上げ用の彩りと風味

作り方

STEP1 大根を切る

大根は下の部分の皮をむき、食べやすい大きさの角切りにします。厚みを揃えて切ると、漬かり方が均一になります。

STEP2 漬けダレを煮立たせて冷ます

漬けダレの調味料を小鍋に合わせ、一度煮立たせます。そのまま熱いうちに使わず、粗熱が取れるまでしっかり冷ましてください。この「煮立たせてから冷ます」ひと手間が、味をまろやかにまとめる鍵です。

STEP3 袋で漬ける

保存袋に大根と冷ました漬けダレ、柚子胡椒を入れ、軽く揉み込みます。袋の空気をしっかり抜いて、軽い真空状態にして閉じたら、冷蔵庫で味をなじませます。仕上げに白いりごまと唐辛子を散らせば完成です。

プロのコツ

まず部位の話から。大根は上にいくほど水分が多く甘みがあり、サラダや大根おろしに向きます。逆に下の部分は水分が少なく身が締まっているので、調味料を受け入れる余地が大きく、短時間で味が決まる漬物との相性が抜群です。1本を上下で使い分けると、大根料理全体のレベルが上がります。

漬けダレを一度煮立たせるのは、調味料の角を取ってまろやかにするためです。ただし熱いまま大根にかけると表面に火が入り、漬物らしいポリポリした食感が失われてしまいます。煮立たせて、冷まして、それから漬ける。この順番は省略しないでください。

袋の空気を抜くのにも明確な理由があります。空気が残っていると大根がタレから顔を出し、漬かりムラの原因になります。空気を抜いて密着させれば、少ないタレでも全体が均一に漬かり、時間も短縮できます。これは肉の下味やマリネにも使える、覚えておいて損のない技法です。

まとめ

切って、煮立たせて冷まして、袋で漬けるだけ。それでも部位選びとタレの扱いひとつで、仕上がりは市販品に負けません。ご飯のお供に、お酒の箸休めに、冷蔵庫に常備しておきたくなる一品です。

この記事を書いた人:シェフキヨ(宮城清兵)
元イタリアンシェフ。沖縄県で株式会社クッチーナ・キヨを経営し、イタリアン・ビアバル・パスタ業態の3店舗を運営中。現場で使える経営ノウハウと、AIを経営に組み込む実践記録を発信しています。詳しいプロフィール
🍴 沖縄で営業中:CucinaKiYO(那覇・銘苅)/BEER BEAR(那覇・おもろまち)/PASTAの日(浦添バークレーズコート)— 一緒に働く仲間も随時募集しています(お問い合わせ
📣 フォローはこちら:X(旧Twitter)noteThreads