濃厚クリーミーペンネの作り方|カップスープの素と牛乳で作る15分レシピ
今回ご紹介するのは、市販のカップスープの素(ポタージュ味)と牛乳だけで作る濃厚クリーミーペンネです。生クリームもホワイトソースも使わず、鍋ひとつ、およそ15分で完成します。一番のポイントは、スープの素をお湯ではなく牛乳で溶くこと。これだけで水っぽさのない、レストランのようなコクのあるクリームソースになります。
ペンネは別茹でせず、牛乳の中で直接煮ながら茹でていきます。ペンネから出るでんぷんがそのままソースのとろみになるので、洗い物も少なく、味も一体化します。私が現場で使っていた「煮詰めながら茹でる」という考え方を、家庭のカップスープの素に置き換えたレシピです。
このレシピのポイント
- カップスープの素は、お湯の代わりに「規定の水量分+200ml」の牛乳で溶く。商品によって水の分量が違うので、パッケージの作り方を確認してから牛乳の量を決めます。
- ペンネは中火で沸いた状態を保ち、牛乳にペンネが浸る量を維持しながら、煮詰めていくイメージで茹でる。
- 茹で上がったら最後に強火で水分を飛ばして煮立たせ、仕上げは弱火に落としてチーズを溶かす。この火加減の切り替えが濃厚に仕上げる鍵です。
材料(2人前)
| 材料 | 分量 | メモ |
|---|---|---|
| お好きなペンネ | 100g | フジッリなどショートパスタ全般で代用可 |
| プチトマト | 6個 | 酸味と彩りの役割 |
| ほうれん草(冷凍) | 適量 | 凍ったまま使えて便利 |
| お好きなナチュラルチーズ | 2個 | モッツァレラの6Pタイプなど。家にあるチーズでOK |
| カップスープの素(ポタージュ味) | 2袋 | ソースのベース |
| 牛乳 | 約500ml | スープの素の規定水量分(約300ml)+200ml |
作り方
STEP1 具材を切る
プチトマトは1/4サイズに、チーズは小さめの角切りにします。チーズは溶けやすいよう小さめを意識してください。種類は何でも構いません。冷蔵庫にあるもので大丈夫です。
STEP2 牛乳とスープの素を鍋に入れる
鍋にスープの素のパッケージに書いてある水の分量分+200mlの牛乳を入れ、スープの素を加えます。お湯で作れば普通のポタージュですが、牛乳に置き換えることで、そのままパスタソースになる濃度とコクが出ます。
STEP3 ペンネを煮ながら茹でる
ペンネを加え、中火で沸いている状態をキープします。ペンネが牛乳に浸る量を維持しながら、煮詰めていく感覚で茹でてください。途中で冷凍ほうれん草とプチトマトも加えて、一緒に火を通します。焦げ付きやすいので、ときどき鍋底から混ぜましょう。
STEP4 火加減を切り替えて仕上げる
ペンネが茹で上がったら、最後に強火にして余分な水分を飛ばし、しっかり煮立たせます。とろみがついたら弱火に落とし、チーズを加えて溶かします。チーズが溶けたら完成です。
プロのコツ
このレシピの核心は「別茹でしない」ことにあります。ペンネを牛乳の中で直接茹でると、表面から出るでんぷんがソースに溶け込み、何もしなくても自然なとろみと一体感が生まれます。パスタの茹で汁でソースを乳化させるという、イタリアンの基本と同じ理屈です。
もうひとつは火加減です。牛乳は長時間グラグラ煮立てると分離しやすいので、強火で水分を飛ばすのは仕上げの短時間だけ。チーズを入れるときに弱火へ落とすのは、チーズの分離やダマを防ぎ、なめらかに溶かすためです。強火は一瞬、チーズは弱火。ここだけ守れば失敗しません。
アレンジ
ベースがカップスープの素なので、コーンポタージュやきのこポタージュなど、味を替えるだけで別のクリームパスタになります。ベーコンやウインナーを足せばボリュームも出ます。忙しい日の一皿として、ぜひ試してみてください。